小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

個人情報の流出と転売、出所の確認:

個人情報の流出と転売、出所の確認:

とうとう、福武書店の創業者が、痺れを切らしたかの如く、自社の責任を一義的に、認めたことは、興味深い。とりわけ、自社情報の漏洩を想定して、事前に、ダミー情報を意図的に、入れていたにも拘わらず、何故、半年や一年もの長期に亘って、ダウンロード実績の記録や漏洩事実が、探知できなかったのであろうか?捜査中であるとかと言う理由で、この点もなかなか、はっきりと、開示されていないのは、どうしたものであろうか?それにしても、逮捕された人間は、何とも、不可解である。10社以上もの名簿業者に、売り渡しているにも拘わらず、何処の会社も、暗黙の了解で、出所を問わないというものである。しかも、不正であると云うことが認識されていないという理由だけで、犯人1人が、罰せられて、名簿業者は、既に、とりわけ、大元の業者は、転売を繰り返すことによって、コストを十分回収してしまっているという事実は、全く、不可解であるし、そんな法的な内容で、果たして許されるものなのか?「未必の故意」ではないが、間違いなく、限りなく、不正な出所であると知りながら、或いは、ハッキリと分かっていても、知らぬ顔をして、名簿業者は、買い取っているという事ではないのか?ダウンロードされたら、警告が自動的に出るようなシステムつくりが出来ないのであろうか?200億円という途方もない金額の原資を準備して、被害者に、お詫びすると同時に、個人情報漏洩対策に対する基金を捻出すると云うことであるが、それにしても、一度漏洩した情報を、すべて、元へ戻すことは、ウェッブの世界では、もはや、至難の業であることは言を俟たない。200億円に対して、数百万円で、名簿業者に、売り渡されたことを考えると、今後の名簿業者への法的訴訟なども、多いに、考えられなければならないであろう。本当に、延べ1億件もダウンロード、漏洩されてしまったのか?驚くべき数字である!