小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

万能細胞のコペルニクス的転回に思う:

 

万能細胞のコペルニクス的転回に思う:

 

何でも、ES細胞、iPS細胞、そして、今回のSTEP細胞に、至って、我々は、改めて、「コペルニクス的転回」なる言葉を久しぶりに聞いたような気がしてならない。成る程、万能細胞という概念なるものも、こうして歴史的な経緯を眺めてみると、面白いものである。まんざら、イモリが、失った手足が、生えてくると云うことも、理論上では、人間で、不可能なことではないのかも知れない。癌細胞の突然変異説というものも、疑わしいことになるのかも知れない。細胞が有する本来の治癒能力とか、修正能力とかいうものとそれが、何かの刺激(?)我々は、何でも「ストレス」のせいにしてしまいがちであるが、その修復能力とは又、異なる「暴走」能力の解明が急がれるところである。修復と防御と変異というものは、どこかで、身妙なところで、途中までは同じであるのに、ある瞬間、何処かで、枝分かれして、癌細胞やSTEP細胞へと別れてゆくのであろうか?そうすると、ピン・ポイントでも、既存の唯一の頼りとされてきた放射線治療とか云うものも、存外、当てにならないものなのかも知れない。研究がこれからもっと進めば、究極の自分の体内で、臓器を創り出し、再生治療するということも、夢ではなくなるのかも知れない。切り取った肝臓の自然治癒を期待するのではなくて、失われた機能を再び、取り戻す根源的な再生治療も、夢物語ではなくなるのかも知れない。癌細胞化の恐れのあるiPS細胞よりも、もっと、コストが掛からずに、しかも、大量生産可能で、安全性が高いと言うことになると、これは、もう、色々な分野にも応用が拡がることであろう。もしかして、究極の若返り等というものも、夢の又夢では無くなるのかも知れない。それにしても、再生医療を目指して、全く、新しい発想で、実験に望んだ小保方さんという人間も、又、それを見守った周囲の人達も、どういうふうにすれば、こういう人材を輩出できるのであろうか?それこそ、どういうメカニズムで、人材を育成できるのであろうか?それとも、人材というものは、万能細胞と同じで、出発点は、同じでも、オギャーと生まれてきてから、ある人間は、癌細胞に、ある人間は、STAP細胞へとなってゆくのであろうか?その「刺激」という分岐点は、何なのであろうか?人生終わりに近づきつつある頃になって、何とも、厄介な課題に遭遇したものである。2010年宇宙への旅ではないが、最期に出てくる胎児のような顔は、丁度、進化を逆廻しにしたような、先祖帰りのようなものなのであろうか?あれは、映画の世界であるとも思われないような気がしてならない。それにしても、難病・再生医療による治療を待ち望んでいる患者さんは、何と多いことだろうか?薄毛や若返り、アンチ・エージング等は、後回しでも良いとしましょうか、、、、、。昔、糸川英夫が書いた「逆転の発想」という本を思いだした。本棚から引っ張り出して、読み返してみることにしようか、、、、。