小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

映画、アラビアのローレンス:

 

映画、アラビアのローレンス:

 

映画というモノは、歌と同様、その見た時の情景や想い出を一緒に、想い起こさせるものである。この映画は、1963年の日本での公開だから、確か、中学生の頃だろうか、渋谷の今で謂う所の渋谷ヒカエリの前身である東急系の大きな映画観で、この映画を見たくて、両親と一緒に、観に行ったことを想い出す。英国の舞台では既に有名であったが、当時、未だ、日本では無名だったピーター・オトゥールと言う俳優の演技やまだ、見知らぬアラブのシナイ半島の砂漠を想像して、227分にも及ぶ映画を、そのサントラ盤の音楽と共に、こども乍らに、愉しんだ。しかも、やたら、画面が大きくて、そのデヴィッド・リーン監督の撮影方法や、音楽を担当したモーリス・ジャールのバック・グランド音楽には、全く、感動したモノであることを想い出す。未だ、ステレオ音楽自体が、珍しかった頃のことで、早速、レコード店で、お小遣いをはたいて、サントラ盤のLPレコードを購入してきて、よく聞いたものである。後年、この映画は、編集されていたモノで、未編集版というモノが公開されたらしいが、私は、残念乍ら、見る機会を逸してしまったが、いつの日にか、又、完全版を見比べてみたいものである。何はともあれ、良きにつけ、悪しきにつけ、映画は、子供心に、「未知なるアラブ」への誘いを抱かせる結果になり、片っ端から、アラブ関連の著作、第一次世界大戦時のトルコ・アラブ半島の歴史に関する本を、随分と読んだものである。勿論その時は、あのサントラ盤のLPレコードを聴きながらであったが、、、、、、、、。それにしても、もっと小さなこどもの頃には、「青い大陸」とか、「クストー海洋探検隊の冒険」、「兼高薫の世界旅」などの映画やTV番組で、未知の世界への想像と憧れなどを抱き、それを読書で、後付け、再確認する作業を自分で、行ったものであるが、、、、、、。歳をとってくると、もう、映画は観るものの、なかなか、本もというわけには、行かなくなるのは、どうしたものであろうか?名優の死亡記事を見ながら、ふとそんな感慨を抱いてしまった。