小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

世界最優秀ソムリエが信州ワイナリーを訪問:

 

世界最優秀ソムリエが信州ワイナリーを訪問:

 

今年の3月に東京で開催されたソムリエ・コンクールで、優勝したスイス人のソムリエが、スイス在住の日本人と長野県観光部信州ブランド推進室の仲介で、小諸・東御のワイナリーを訪問し、「高い評価」を与えたそうです。日本人は、自国の評価よりも、海外からの評価を、最優先するのは、フェノロサの幕末から明治期にかけての日本美術の再評価ではないが、元々、外国の飲み物であったワインだから、しかたのないことなのであろうか?いずれにせよ、善光寺(龍眼)などの30種類ほどの地場の品種を、その眼で確認して、改めて、赤白のワインを試飲したうえでの評価後のコメントであったらしい。とりわけ、白ワインは、優秀で、この地域が、白ワインの醸造に、適しているらしい。東御ワイン倶楽部のヴィラデストワイナリーや祢津のはすみワイナリー、リュードヴァンや、小諸のマンズ・ワイナリーを実地に、訪問して、「ブルゴーニュにも匹敵する」と絶賛したそうである。実に有難いことであり、千曲ワインバレー構想を後押しすることにもなり、又、東御市の耕作放棄地のワイナリーへの転用とか、更には、地元でのチーズや、レストランなどの観光をも含めた、ワインを中心にした地域振興や、地域経済の活性化も、十分視野に入ることではないだろうか?一時的なマスコミが、取り上げるだけでなく、地道な地域、各関係経済部や農政課などの横の観光課などとの連携も、もはや、待ったなしではなかろうか?東御ワインフェスティバルだけでなく、小諸や丸子も巻き込むような活動の拡がりを期待したいところである。これらの関係産業としてのラベルやパッケージのデザインとか、瓶のデザインも含めて、もっと、もっと、知恵を出し合って、盛り上げて行くことになれば面白いかと思うが、、、、、、。信州ワイン列車でもジビエ料理とともに、愉しめ、温泉地でも、味わえるようなそんな企画は、出てこないのであろうか?そんなことを思っていたら、小諸マンズ・ワインの収穫祭があったので、早速、試飲も兼ねて、出掛けてみた。もっとも、車では飲めないので、わざわざ、電車とシャトル・バスである。それにしても、荒天に恵まれて、すごい人の数である。芝生広場は、もう、腰掛ける席すらない盛況で、シートとテーブルを持ち込んで、家族で、ワインとチーズや焼き鳥を食べながら、小さな子供達を遊ばせている3代の家族連れもいて、ステージのフラダンスやフォークロウの音楽を愉しんでいる。成る程、ある種の場所と空間を提供すれば、明らかに、数多くの人達が、ゆっくりと、そこに、腰掛けたり、座ったりしながら、(もっとも、天気次第ではあろうが、、、、、)ゆっくり、花見ではないが、愉しめるモノなのであろうか?日本庭園脇にある旧いワイン・セラーの公開もなされていて、こちらは、有料での試飲、もっとも、グラスの3分の1以下という割には、一杯500円の試飲であったが、、、、、ワインセラーでの試飲ともあって、マニアには、ショップでの試飲とは異なる溜まらない一時であろう。それにしても、これだけの人々が、他県からも、団体バスで、訪れるのであれば、シャトル・バスも、近場の懐古園とか、温泉施設にも、無料で、回遊してくれれば、もっと、お金が地元に、落ちるのではないかとも思われるが、そうはゆかぬものなのであろうか?東御市のワイン・フェスタ、ぶどう祭りにも、参加してみたが、どうも、点と点だけのような気がして、もっと、面にも拡がりが出来ないものなのであろうか?一方で、小諸市懐古園、もみじ祭も開催されているのであれば、もっと、広域的な行政協働の展開が、あっても良さそうなものであるが、、、、、如何なものであろうか?ついでにといっては何であるが、帰りに、駅前のドーナツやさんで、りんごのクチイナ種を使用したドーナッツを買おうと立ち寄ったところ、既に、売り切れていて、残念でした。そこで、電車の待ち時間を利用して、「なつまち」の聖地と称されている喫茶店で、「あのサンド」を戴くことにしました。年寄りに出来ることと言えば、唯々、時間を有効活用しながら、「お金を落とすこと」であろうから、すっかり寂れてしまった駅前商店街を観ながら、少々、寂しい思いを抱いていたら、通りがかりの高校生達が、すっかり、しょぼくなってしまったね、と口走って、足早に、駅に向かっていきました。何とも、残念ですね。しなの鉄道の列車も、たまに、乗ってみると、なかなか、ローカル列車の短い旅(?)も、面白いですね。帰りには、田中の駅前駐車場に止めたので、アルコール分を抜くべく、一風呂浴びて、汗を流して、暖まって、車で、帰ってきましたが、考えてみれば、どのようなルートで、人々が集い、時間を過ごすかということをもっと、調査・研究する必要が、観光業者や行政には、有るのではないでしょうか?ふと、そんなことを思いました。地ビールや信州ワインのファンが、増えることは、多いに、楽しみですね!