小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

警察のビッグ・データと犯罪進化の速度:

 

警察のビッグ・データと犯罪進化の速度:

 

全く身勝手極まりないストーカーによる犯罪が後を絶たず、前途有望の有為の若い人の命が、又、ひとつ、失われてしまった。桶川ストーカー事件から、一体、どれ程の歳月が流れたことであろうか?又、この間、どれ程のストーカーに起因する殺人事件や、未遂事件が起きたことであろうか?それにしても、警察の保有する「ビッグ・データ」の解析とその情報の共有は、一体、どのようになされているのであろうか?犯罪の進化といい、警察力の対応能力といい、どちらが、今日、勝っているかは、明らかな様相である。携帯電話の番号をハイそうですかと、承って、何も、友人名義で合ったと言うことも調べずに、留守録に電話を入れるなど、素人でも、これは、何なんだといぶかることは、容易であろう。北朝鮮の海底に沈没した工作船から引き上げられた携帯電話の所有者や電話先も調べが可能な今日、これはどうしたことなのか?おまけに、ストーカーが、被害者の自宅に、侵入し、潜伏、待ち伏せる事案も既に事例として、報告、確認されていると言うではないか?そうした事例の解析と情報の共有は、現場には、おりてこないのであろうか?ネット検索で、簡単に、事例の情報共有が、スマホでも、出来ないものなのであろうか?いまや、犯罪の進化の速度は、すさまじいほどに、警察力を上廻る速度で、進化していると言うことなのであろうか?もしそうであるとすれば、「商品開発」では無いが、犯罪者の犯罪手法開発は、すさまじい勢いがある。オレオレ詐欺などは、もはや、特殊詐欺などと呼べる範疇どころではない、どんどん、止まるところを知れず、進化し続けているのではないだろうか?FBIによるプロファイリング分析ではないが、日本流のオリジナルな犯罪解析手法などは、何故、開発されないのであろうか?NECの顔認証検出技術とかのハード面は、世界に冠たる街頭監視システム等で、効果を上げているにもかかわらず、プロ中のプロである警察組織が、何故、「商品開発」ならぬ、犯罪防止システム開発が、出来ないのであろうか?民間のコンサルタントではないが、民間警備会社や、異業種の分野とも、交流・協同して、犯罪の進化のスピードに、対抗しないと、それこそ、それまでに、一体、何人の有為な人材が、命を落とさないと済まないのであろうか?桶川ストーカー事件は、1999年である。8割は、ストーカー規制法で、警告されると、効果があると云われているが、では、残りの2割に当たってしまったら、どうするのか?何とも、気持が、穏やかではないが、、、、、、、。