小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

今、再びの御牧ケ原台地を歩く:

 

今、再びの御牧ケ原台地を歩く:

 

先月のカフェめぐりの復習である。今度は、女房殿とのトレール・ハイクである。ゆっくり歩くということは、どうやら、視界が、車や自転車とも、もちろんスピードが、違うから、自ずと、異なるのは当たり前であるものの、自分の意志で、立ち止まろうと思えば、すぐさま、立ち止まれるのが、多いによろしい。車では、なかなか、急には、思い切って、止まれないものである。何か、忙しかった現役時代の自分のようである。一寸立ち止まろうと思っても、なかなか、急には、立ち止まれないものである。どうしても、加速しているから、止まるのにも、それなりの時間と覚悟が必要になる。その意味からすれば、歩きながら、あちこちを見廻しながら、ゆったりとした気分で、遠くを眺めたり、或いは、足下を見つめたりと、気儘に、歩くということは、人生そのものを鏡のように映しだしているのかもしれない。毎日が日曜日であるから、そんなに、何も、急いで歩く必要もないわけである。予定時間も決められているわけでもない、向かいテクテク歩きは、きっと、日が暮れないうちに、次の宿場町に、辿り着ければよいか、天気の雲行きが悪くならないうちに、急がなければならないくらいだったのかもしれないような気がする。象とネズミの時間ではないが、時間の概念というものは、現役時代とリタイアー後のそれとでは、まったく、天と地ほどの違いがあるのかもしれない。好きな場所で、立ち止まって、写真のシャッターを押して、また、歩き始めるのである。今や、田んぼの稲刈りも真っ盛りである。道端に、自然に、落っこちている栗の実を拾いながら、小さなモリアオガエルが、ぴょんぴょんと飛び跳ねる細道を登ったり、下ったりと、、、、、心地よい健康的な汗を、お陰様で、しっかりとかくことができました。