小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

井上井月が俳句にした衝動を踊りで表現するとは?:

 

井上井月が俳句にした衝動を踊りで表現するとは?:

 

腰の手術以来、歩行という何気ない動作に、不自由を感じ始めると、リハビリをしている時にも、頭の中では、自由に、歩いている頃のことや、爪先立ちが自由に出来たりしていた頃のことを夢想するようになる。そして、踊りとか、ダンスとか、それは、クラシック・バレー・ダンスでも、コンテンポラリー・ダンスでも、それこそ、最近、上田ねぷた祭りで実際に観て驚かされた創作ヒップ・ホップばりの浴衣を着た盆踊りダンスでも、そこに、肉体による一種の表現力を伴ったコミュニケーション表現に、何とはなしに、憧れてしまう。あんな風に、踊れたら楽しいだろうなぁと、、、、、、。それは、60年代後半の土方巽らの山海塾の「肉体の叛乱」ではないが、どうも、気になってしまう何ものかがそこにはあるようだ。そんな中で、幕末から明治期にかけて、伊那谷を放浪しながら作句した俳人、井上井月に因んで、舞踏家の田中泯(たなか みん)が、330人もの観客の前で、その女性観を1時間に亘って踊りを演じたという記事を見つけた。曲に合わせて、その独特な刺激を受けて、自分の中で何かが動くその「俳句の心的な内面の衝動」を「踊りを通して、表現した」そうである。YOU TUBEとか、何かで、是非観てみたいものである。誰か、アップして貰えないであろうか?ある程度は、田中泯という舞踏家の動きは、想像は出来るものの、それが、どのように、表現されたのは、想像でしかない。新聞の記事の中の小さな写真だけでは、なかなか、その表現を理解するには難しいわけである。それにしても、伊那谷地域は、文化的に、面白そうなところである。大鹿村・下条村の田舎歌舞伎の保存と言い、、、、、。何か、舞踏を理解する文化的な素地でもあるのであろうか?残念乍ら、一度も、脚を踏み入れたことはないが、一度は、訪れてみたいところである。YOU TUBEでみる舞踏家の田中泯土方巽の表現力とは、今尚、ビデオでみても、その不可解な表現力は、魅力的であることは間違いないであろう。ゾンビみたいな動きだから、自分でもやれそうだろうか?小さな子供でもいれば、一緒に、踊りで、その思いの丈を表現するお遊びも面白いかも知れませんね。例えば。今日の一日あったことを踊りで、子供に、表現して貰うとか、、、、、、。そして、今度は、お父さんに、そして、お母さんに、、、、、と、、、、、、。そして、それを互いに、何を表現していたかを当てっこするのも、ゲーム機よりは、ずっと、面白いかも知れません。