小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

朱健栄教授、スパイ容疑で、取り調べに思う:

 

朱健栄教授、スパイ容疑で、取り調べ:

 

既に、もう50日以上も前に、行方不明で、中国の当局による取り調べを受けていたという噂が、広まっていたが、結局、公式に、中国当局が、スパイ容疑で取り調べ中であると、確認された。日本人女性との結婚を機に、生活と研究の拠点を日本に移したにもかかわらず、党員権を放棄したにもかかわらず、中国籍は、保持し続けていたのが、裏目に出たのだろうか?それにしても、先般の韓国政府による日本国籍を有する呉 善花女史に対する、その親日反韓言辞に対する入国拒否(国籍転化したから、拘束は免れたのであろうが)といい、今回の朱教授に対するスパイ容疑の取り締まりといい、何やら、かの諸国でのこうした動きは、どうも、理解に苦しむものがある。恐らく、自国に有利な思想的なオピニオン・リーダーとは謂わぬが、「ある種の思想統制」ならぬ、ある方向への「大衆心理の思想誘導」のようなきなくさい臭いが漂ってくるような気がしてならない。一体、朱教授は、いつになったら、自由に、この間の経緯・事情を、以前のように、TVで、歯に衣着せぬ物言いで、あますことなく、白日の下に、さらけ出すことが出来るのであろうか?それとも、一連の民主家への弾圧同様に、戦前の治安維持法の如く、有名無実の法律の下で、非合法で、不当な拘留と思想改造工作が、続けられるのであろうか?赤裸々な物理的な暴力的な形でのこうした動きと、一方、「有識者懇談会」とか称される一見、極めて、民主的、且つ、法に則った幅広い民意をくみ取り、意見を代表するソフトな仕組みと、果たして、どちらが、正しいのであろうか?内閣法制局の在り方など、果たして、かの国のあからさまな手法を、我が国は、如何にして、こちらは、正しいと断言出来うるのであろうか?然るべき「世論の誘導」という点に於いて、その手法は国柄で異なるものの、どちらにも、共通しているところはないであろうか?それにしても、中国籍であると云う事だけで、皮肉にも、不当拘束されるとは、この朱教授は、今後、それでも、中国国籍を保持し続けるのであろうか?仮に、釈放されて、帰国した暁には、それとも、出国どころか、出獄(?)来なくなってしまうのであろうか?