小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

トカゲの捕食を夢中で観察する:

 

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トカゲの捕食を夢中で観察する:

 

自然観察が、偶然にも、続く。玄関先に目をやると体長20センチ余りの茶色の尻尾の長さが、10センチ以上もある頭の大きさが1センチくらいの小さなトカゲが、何か、緑色の羽のようなものをくわえて、首を一生懸命に、左右に、上下に振っているのに、出くわした。よくよく観察すると、どうやら、口から、薄茶色の腹と、くの字に折り曲がったバッタの脚のようなものが確認される。恐らく、キリギリスの子供のようである。トカゲの方は、口が、まだ、小さいせいなのか、丸呑みには至らず、一生懸命、身体全体をS字状に、くねらせて、胃袋の方へと押し込もうとしているようである。やがて、5分程、すると、赤い口をパクパクさせながら、呑み込んでしまったようである。そして、又、ペロペロと舌を出しながら、器用に、歩き始める。偶然にも、その行く手には、何と今度は、2センチくらいのウジ虫のような虫がいるではないか?早速、慎重に、小さな尖った三角形の口でパクリとくわえると美味しそうに、食べ始めた。トカゲには、時々、出くわすが、まさに、捕食する瞬間に、出くわすのは初めてである。こんなトカゲも、又、蛇や野生の狐等に、今度は、捕食されてしまうのかも知れない。お一寸、目を離すと、土の茶色と見まがうほどで、どこに居るのか、ジッとしているとカモフラージュされて、識別できないものである。それにしても、偶然、キアゲハの五齢幼虫の発見と云い、トカゲの捕食の瞬間に出くわすのも、里山では、私達の知らない所で、大自然の営みは、人知れず行われているものである。