小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

家電芸人のステマ疑惑に考える:

 

家電芸人のステマ疑惑に考える:

 

何でも、凍ったフルーツで作る「ヨナナス」というアメリカ生まれの家電が関心を集めているという。アイスのようなクリーミーな味わいが特徴とかで、日本でも、ドールが、販売を開始したと、お笑い芸人達が、アメトーク等で、宣伝(?)笑う広告塔(?)として、喧伝されているらしい。もっとも、これまで家電芸人とか、ある種の家電製品をいち早く、紹介してくれたり、使いやすさを説明してくれるので、消費者にとっては、何とも、力強い味方かと思いきや、今や、逆に、「ステマ」(ステルス・マーケティングの略)の疑惑が、浮上しつつあるらしい。もっとも、スポンサー側から、お金を契約して、もらっているわけでもないらしいし、何とも、お笑い芸人としては、痛し痒しといったところであろうか?ステマであるか、否かの判断基準とは、金銭契約や金品の授受の有無と言うことなのであろうか?それにしても、マーケティングとか、販売促進手法の進化(?)は、止まるところを知らないものであることに、改めて、驚ろかされる。競争の激しいお笑い芸人の中で、折角、「家電芸人」というユニークなカテゴリーを生み出したクリエイティブなスタッフ達こそ、全く、お気の毒という他ない。これが、お笑い芸人ではなくて、著名な俳優だったり、歌手だったりしたら、どうだったのであろうか?これまでも、霊感商法や、ネズミ講紛いの詐欺の歩く広告塔を、多くの著名人がやってきたが、仮に、心底、自分が使ってみて、使い勝手が宜しいから、「善意」で、無償で、より多くの人達に、使ってもらいたいと思って宣伝ボランティアをしていたとしたら、一体、こうした善意は、どう評価されてしまうのであろうか?ことほど、左様に、今日、「無償の無垢の善意」なるものは、市場経済の波濤の中では、全く、大海に漂う一筋の「葦の草」のようなものなのであろうか?何とも、お笑い芸人達には、お気の毒という他ない。又、新しいチャラクターか、新しいジャンルを開拓して下さい。大変でしょうが、、、、、、。それにしても、日本という国は、どこまで、弱い立場の人間を、何かにつけて、これでもか、これでもかと、叩くのであろうか?ステマの如何を問わず、情報を取捨選択する側の主体である消費者が、キチンと判断出来れば宜しいのではないだろうか?それとも、それが、今日、機能不全だから、問題なのであろうか?一体、どっちなのだろうか?やはり、両方なのかな?