小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

除雪というライフ・ライン・インフラを思う:

 

除雪というライフ・ライン・インフラを思う:

 

東京などでは、大した積雪でもないのに、高速道路が閉鎖されたり、坂道で、車が立ち往生したり、都市機能が、完全に麻痺したりする被害が出るが、豪雪地帯では、除雪自体が、もっと、直接、命に関わってくる重大なライフ・ラインの問題であろう。雪寒道路の除雪に関して、その交通量の変化に伴い、国の補助金の見直しを行うそうである。確かに、道路というものは、只単に、建設さえすれば良いハードものではなく、保守・点検・整備・修繕を怠ってはならないのは言うまでもないが、冬場の除雪等は、必要不可欠であろう。こんな里山でも、雪が降れば、除雪しない限り、家から出られなくなり、電気が切れたり、灯油を買いに行けなければ、年寄り・子供の生命にも関わってくるものである。おまけに、除雪を請け負う建設会社などが、地方経済の疲弊と共に、撤退・辞退でもするようになれば、事は一大事である。交通インフラの整備は、同時に、過疎化対策にも通じるところがあろう。除雪を通して、見えてくる「見えないインフラの整備」というものがあると云うことに気付かされる。渇水になればなったで、水利の問題があぶり出され、大雪になれば、限界集落の問題、除雪の問題、ガソリンスタンドの廃業の問題等が、あぶり出されと、一見、インフラが、整備されているようでいて、まだまだ、課題は、色々身近に山積していることを思い知らされる。もっとも、雪が降らないと、今度は、山の雪解け水が、減少することにもなり、困ったことである。程々に、雪も積もり、程々に、雨も降ってもらいたいものであるが、、、、、、理想的には。それにしても、除雪が必要のない屋根とか、道路が、どうして今日の科学を持ってしても、人智を尽くしても、出来ないものなのであろうか?