小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

「きくいも」なるものを食する:

「きくいも」なるものを食する:

信州には、ずいぶん、東京ではお目に掛かれない美味しい野菜や果物が、あるものである。金糸瓜(金糸かぼちゃ)やベビー・キーウィー・フルーツとか、ナガノ・パープルという皮ごとポリフェノール豊富なブドウとか、そして、この「きくいも」なるものである。自称、信州農産品の口コミ販売員であるが、たまたま、女房殿が産直売り場で、見つけて、好奇心から購入して、食べたところ、実に、これが、「箸休め」というか、もっとも、箸を休めるのではなくて、逆に、箸が進んでしまうと言うか、「箸が休まない」という皮肉な食べ物である。見た目は、まるで、ショウガに一見似ていてものの、味・食感は、どちらかと言えば、「硬めのジャガイモやレンコンに近いもの」がある。多少、芽の出ている部分は、トリミングしておいて、薄切りに、スライス状にカットして、金平風に、炒めるか、鰹だし汁と醤油で、煮てみると、これが、本当に、おいしいのである。「喜久いも」(その名も由来する菊芋では面白くないので)等と、漢字を当てはめて、売ってみるのも面白いのではないだろうか?地方の産直売り場でしか、入手困難であるような野菜という物も、地元の人にとっては、実際には、大したモノではないのかも知れないが、都会から来た人間には、逆に、それが、とても、新鮮で、何か、価値のある物であるような気がしてならない。そういう一寸した楽しみというか、小さな宝石を見つけたような喜びというものが、「産直売り場」には、あってもよいであろうし、大手スーパーの売り場とは、一味違った差別化も出来うるのかも知れないと思うが、、、、、、、。地酒やその土地のおいしいワインを見つけたときの喜びに、似ていようか、、、、、。

一寸、調べてみると、イヌリンと言う成分が豊富で、結構、糖尿病やアトピーにも薬効があるようである。