小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

BS朝日、小倉・住吉のおスミつき「辻井伸行Xモーツァルト」

BS朝日、小倉・住吉のおスミつき「辻井伸行Xモーツァルト
フェースブックのファンサイトからの案内で、この番組を知り、聴いてみた。何もクラシック・ファンでもなければ、ショパンやモーツァルトに、蘊蓄があるわけでもない。ただ、辻井伸行のピアノの演奏を聴いてみたかったのである。トルコ行進曲も、4人の個性的なピアニスト達の弾き方、独自の解釈の仕方が、あること、貴族風な王朝文化を漂わせた華麗な弾き方、当時のピアノの音に極めて似た音を出すピアノによる演奏、個性的なゆっくりとしたリズムの弾き方、更には、ジャズっぽく演奏するトルコ行進曲、それらを、辻井独自に、解釈して、演奏する。又、右手だけでしか弾けない私のようなド素人の「きらきら星」の「ドドソソララソ、ファファミミレレド、、、、、、」というメロディーラインが、何と第13変奏曲までに、変容するという「音楽の魔術」、ピアノの弾き方、随分、音楽という代物は、全く、奥が深いことに、改めて、驚かされる。更には、鳥のさえずりや、風の音、せせらぎの音も、即興で、ピアノで弾いてしまう才能とは、、、、、どうなっているのであろうか?もっとも、二人の会話から番組のイメージを、請われるままに、即興で旋律に乗せてしまい、目の前で聞き入る住吉の感涙を誘発させてしまうとは、、、、、、。映画音楽、即興音楽、作曲など、このピアニストは、ショパンやモーツァルトの解釈だけではなくて、何処まで、その才能を開花させて行くのであろうか?明き盲で、右手でしかピアノが弾けない自分でも、このメロディーラインを聴いていると、不思議と、音楽というモノが、「身近な存在」に感じられたのは、どういうマジックだったのであろうか?今後のますますの活躍を期待してみたくなった。一度、生の演奏を聴きたいものであるが、、、、、。なかなか、チケットが、入手出来ない。分かりやすい解説も、ド素人には、多いに、助かった。