小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

禁止牛生レバ刺しが、韓国で、食べられるという現実

禁止牛生レバ刺しが、韓国で、食べられるという現実
何とも、摩訶不思議な法律である。O-157の存在の可能性がある故に、日本の厚生労働省は、生食での牛のレバ刺しを国内で禁止したが、それと同時に、日本人観光旅行者が、大挙して、自己責任と称して、韓国の屋台へ、牛のレバ刺しを食べに行っているのだそうである。何とも、超ウォン安と超円高のお陰で、今や、その現地価格も、日本のそれに比べたら、全く、日本人の懐を痛ますようなことはないであろう。既に、国境を越えて、食の安全・安心のグローバル・スタンダード規制は、いとも、簡単に、乗り越えられているのが現実である。随分、昔になるが、未だ、米国で、寿司や、日本食が普及していなかった頃、素手で、寿司を握ることを州法で禁止しようとする動きがあったが、日本の法律を超えて、日本人の胃袋は、海峡を軽く越えて、満腹感をトコトン、追究・愉しもうとしている。一体、役所の法律は、どうなっているのであろうか?その知恵の逞しさと韓国現地業者の商魂には、正直、驚かざるを得ない。昔、日本人は、中国人を揶揄して、「日本人は、如何に法律を遵守るかを考えるのに対して、中国人は、法律を如何にしたら、くぐり抜けられるかをもっぱら考える」と言われたが、、、、、、、、、、。今や、食に関しては、日本人は、随分と、変容したようである。BSEの全頭検査の問題も、国際問題に発展しそうだったが、今や、食の安心・安全の基準の問題は、もはや、一国の法律の範疇だけでは、解決が付きそうもないようである。その国独自の食文化やTPPとも絡み、難しい課題である。