小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

「桜餅」を食する愉しみ

「桜餅」を食する愉しみ
昨日の晩は、折角、溶けてなくなった雪が、雨模様から、一転して、一面に降り積もり、又、冬に逆戻りしたかのような気がした。もっとも、空気は、何となく、春めいた感じがして、春が、もうすぐ、来るようなそんな気配が、しないではない。冬から、「春への訪れ」を感じさせる和菓子に、「桜餅」がある。もっとも、この桜の葉を塩漬けにした餡ころ餅は、関東と関西では、多少、趣を異にするらしい。前者が、「長命寺」の小麦粉の薄皮に対して、後者は、「道明寺」といわれる餅米の粒々感を前面に押し出したものである。隅田川のほとりの桜の葉の塩蔵を活用した桜餅は、次第に、有名となり、全国へ、伝播していったらしい。昔の人も、現代人でも、一足お先に、和菓子で、「季節の先取り」をする習いは、どうやら、変わらないものらしい。スーパーのパック和菓子も悪くはないが、一寸、気取って、地元の老舗の和菓子屋の桜餅も、たまには、良いだろう。別に、毎日、食べるわけではないのであるから、、、、、。旅の土産ではないが、季節、季節毎に、こうした旬の和菓子を戴くのも、又、一興ではないだろうか?花見には、一寸、まだ早いが、それでも、熱い緑茶を注ぎながら、(抹茶なら、尚よろしいが、)枯れ果てた冬景色を眺めながら、「春を待ち望む心」は、今も、昔も、変わらぬモノではないだろうか?それを口実に、食べ過ぎぬこと、これを肝に銘じておかなければならない。寝る前には、腹筋100回実行要有り!その一方で、やはり、ストロベリー・ショート・ケーキも、内心、食べたいなと、思ってしまう「煩悩」から、逃れられないのは、何故だろうかと、、、、、、、。実に、困ったものである。