小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

世界ラン展日本大賞2012を覗く

世界ラン展日本大賞2012を覗く
もう、30年以上もの長い付き合いになる海外のサプライヤーの関係上、毎年、東京ドームで開催される世界ラン展は、なるべく、時間があれば、駆け足でも、見ることにしている。流石に、今年は、歩行弱者になってしまったので、本当の駆け足という訳にはいかなかったが、、、、、。それでも、毎年、気に入った蘭の花や生け花の写真を撮っては愉しんでいる。今年のテーマは、「自然とあゆむ=希望ある未来へ」で、著名なデザイナーである假屋崎省吾によるデモンストレーション等も、予定されている。それにしても、見事なまでに、各作品は、丹精込めて、手塩にかけて、育成・栽培されたものである。何とも、その色鮮やかなこと、気品に満ちた優美さ、種類が豊富なこと、そして、何よりも驚くのは、その花の数の多さである。秋の菊花の展覧会とも、又、違う。洋服のデザインも、面白いとは思うが、あまり、ファッション・ショー等は、どうも、見に行ったことがない。それに較べると、園芸、とりわけ、蘭の花は、自宅でも、見よう見まねで、花が終わったら、又、花芽を愉しめるように、手入れをすれば、根が強いだけあって、再び、「花を愛でる」ことが出来る。南国のタイやベトナム等では、棚から吊しておいても、暖かいから、年中、綺麗な原色系統の花を愉しめるが、我が拙宅では、白い蘭が、中心である。植え替えや、株分けが、うまく行かないこともあるが、存外、再び、花芽を出して、花を愉しむことが可能である。やはり、年中、花を愛でること、狭い庭でも、花木の花を季節に応じて、「季節を愛でる」ことは、「月を愛でる」ことと同様に、日本人の心を、いや、全世界の愛好家に、共通する心持ちではないだろうか?「盆栽」が、国際的にも、人気があるのも、確かに、頷ける。又、「日本食」が受けるのも、やはり、同じモノを分かち合えば、その気持ちが、理解出来るようになるのと同様、同じ共通の趣味を持てば、心と心とが、どこかしら、通い合えるものであろう。