小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

スーパー南京虫という存在:

スーパー南京虫という存在:

 

随分、前のことになるが、SARSが、猛威を振るっていた頃、これが、飛行機や交通網の発達によるグローバルな密接な繋がりにより、その被害の拡大が、早かったと云われていた。Bed Bug, 所謂、「床しらみ」の異名を持つ南京虫は、もう、団塊の世代ですら、その存在を実際に見たような経験を有する人は、少ないのではないだろうか?せいぜいが、蚤やダニ程度ではなかろうかと想像するが、、、、、、、、何でも、最近では、神経性の殺虫剤に、耐性を有する新種のスーパー南京虫が、アメリカで、小売業やオフィスに甚大な経済的な被害を与え、現在、猛威を振るっていて、日本でも、既に、その被害が拡大しているそうである。新種のSARSも、中近東で、出現したそうであるが、このスーパー南京虫といい、人間の創り出した殺虫剤にやられながらも、生き残った種族が、再び、繁殖した結果、大多数が神経ガスに耐性の新たなスーパー南京虫が出現したと、何とも、皮肉なイタチごっこである。ゴキブリも、蚊や蝿も、その他の害虫たちも、遅かれ早かれ、神経ガスに、耐性を有する新種の亜種が、出現するのであろうか?天敵の活用も研究されているらしいが、天敵がいないような害虫に対しては、どうしたらよいのであろうか?温暖化による蚊を媒介にしたデング熱の北上や、背赤ゴケグモといい、進化した新種のノロ・ウィルスといい、人類は、原子力や核の制御技術も大切であるが、それだけではなく、日常の身近な脅威の研究・対策を何とか講じてもらいものであるとも、思わざるを得ない。昆虫の遺伝子の研究も、仕分けの対象にすら、なっていなかったのであれば、幸いであるが、、、、、、、、。現代のファーブルは、何処かに、いるのであろうか?