小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

広告に主婦の心理をみる:

広告に主婦の心理をみる:

 

世間では、安倍晋三ではないが、インフレ・ターゲットを設けて、デフレ脱却を何としても、達成したいともがいている。しかしながら、相変わらず、スーパーの広告を見ていると、何とも、消費者心理というのは、まだまだであるように感じとれる。とりわけ、主婦の心理は、侮れないモノがあろう。これまでは、マーケティング調査の観点から、広告やチラシを分析したり、山の神に、濡れ落ち葉宜しく、買い物に、一緒に、くっついてゆき、最近では、広告の目玉商品の買い出し要員として、動員されてしまう受け身の立場になり下がってしまった。何でも、週末が、一巡して、週初めであるから、新たな目玉商品の提供を、開店早々から、決め打ちで、狙い買いするという。しかも、お一人様一点限りだから、もう、総動員体制である。(と言っても、二人ぽっきりだが、、、、、、)何も、そこまでやらなくても、生活に困窮している訳ではないから、しなくても良さそうだが、どうやら、長年のベテラン主婦の心理は、そうもゆかないらしい。やはり、「在庫の平均原価」を何としても下げなければ、気が済まないらしいし、又、そうしなければ、何か、勿体ないような、自分だけが損をしたような錯覚か、或いは、そうした努力が足りないのではないかという義務感からか、自己心理的な後悔の念が、そこには、生じているのではないだろうか?決め打ちで、目玉だけ買って、後は、はい、さようならの主婦達を、実際、多く見かけることになるのであるが、、、、、、。先日も、人気衣料品店の冬物バーゲンの広告を見ていたら、もっとも、流石に、朝6時からの無料の菓子パンとブランケット進呈というキャンペーンへの参加は固辞したが、それでも、開店と同時に、店内になだれ込むとそこには、整理券に殺到する主婦や年寄りで、あっという間に、見事に、消化されてしまった。恐るべし、このパワー!最も、色やサイズは、多少、難があろうが、箪笥在庫の平均原価を下げるのには、アウターでなければ、全く、問題ないだろう。XL等は、取り放題、選り取り見取りである。それにしても、このタイミングが、絶妙で、これを逃すと、早すぎても、遅すぎても、どうやら、駄目なようであると。売り場で、携帯で、子供や旦那に、連絡して、再確認している姿を、そこここに、散見されました。年末に向けて、消費者心理と店の闘いは、まだまだ、止まるところをしれない熾烈な抗争が、果てしもなく、続きそうである。広告のビラの企画も、大変だなぁと眺めながら思う。私は、一度、買ったら、後から実施されたビラは、見ないことにしているが、、、、、、、、。(更に、値引されていたりすると、全く、ガッカリするので、、、、、、、)