小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

要注意外来生物リストの偽アカシアの樹:

 

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要注意外来生物リストの偽アカシアの樹:

要注意外来植物の急速な繁茂についての警鐘を促すローカルのニュースを、時々、見聞きするが、確かに、里山の周辺でも、色々な種類の要注意外来草木が、とりわけ、人の住んでいない土地や、耕作放棄地に、かなりの数で、簡単に確認出来る。とにかく、繁殖力が強いのが、特徴で、しかも、他の植物などが、嫌う過酷な自然条件の所でも、確かに、遠慮会釈することなく、平気で、繁殖し、最終的には、既存の植物を駆逐してしまう。我が家でも、昨秋、友人の奥様に言われて、偽アカシアの樹を根元から、切り倒し、株の根元に、熱湯をかけて置いたのに、今年の春先には、地下茎により、別の所に、公然と芽を出して、アッと言う間に、大きくなっていた。その地下茎が、長いこと、切り倒した場所以外からも、力強く、芽を出し、小さな樹が、成長している。それにしても、何と生命力が強い樹だろうか?場所によっては、既存の樹木を、覆い尽くして、陽を当たらなくさせ、枯れさせて、自分の子孫を大量に、増やしてゆくようである。養蜂業者には、その花の蜜が、必要だそうであるが、悩ましい、困ったことである。いずれにせよ、子供の頃から、学校でも、こうした要注意外来生物リストに関する知識を、もっと、周知徹底させる必要があろう。さもなくば、いつしか、立場が逆転して、彼らの天国になってしまうことは必定であろう。