小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

今年も、マクワウリを食す

今年も、マクワウリを食す 管理事務所の野菜産直売り場に、サービス品として、マクワウリが並べられていたので、早速、幾つか、戴いてきた。何とも黄色というか、熟した黄金色が、美しいし、何とも言えない甘い瓜の香りが、漂っている。子供の頃は、まだ、アンデス・メロンが市場に紹介されるまでは、氷水を桶の中に、張って、そこに冷やしたものである。種が多いので、どろっとした綿のようなものを、フォークの先で、はじいて、よく、おやつに、食べたものである。メロンの濃厚な味とは違い、未だ、瓜独特の味が、残っているマクワウリは、当時としては、それなりに、贅沢な果物だったのかも知れない。そんな子供心に、記憶の片隅に、残っている味わいと香りである。今にして思えば、メロンや、アップル・マンゴー等に、較べると、ずっと、味も較べものにならないが、薄味の子供の頃のおやつを想い出すこのマクワウリは、私にとっては、真夏に、一度は食したい果物になっている。今年も、又、食する機会が出来たことに、感謝したいものである。又、夏の一日が、過ぎ去ってゆくようである。