小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

歩行

 

リハビリ歩行から見える違った景色

 

20分間でも片道、杖をつきながら、リハビリ歩行してみると、歩行弱者になる前には、感じられなかった風景が幾つも、見えてくる。存外、道というものは、結構、傾斜しているものである。それは、登り坂になっていたり、下り坂になっているだけではなくて、凸凹だったり、左右に、傾斜していたりと、何とも厄介である。未だ、足許の先しか、見えなくて、100メートル先の風景は、愉しめない。地方で、車が運転できないと、何処へも、行けないと言われているが、実際、運転が、当面、1ヶ月ほど、医者から許可が出ない情況では、何処へも、買い物にすら、出掛けられず、冷蔵庫に、貯蔵された食糧だけが、頼りである。細々と、慎ましく、山の神が、再び、迎えに来るまで、生活しなければならない。頼りのインターネットも、不具合で、管理事務所へ、行かないと、繋がらず、まるで、遠隔地に、ポンと、残置されたような感覚が出てくる。随分、一人暮らしも、リハビリ歩行の中では、これまでと違った風景が見えてきて、笑ってしまう。歳をとって、一人で暮らすとは大変なことであろうと、想像に難くない。