小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

映画

映画『アイヒマンを追え』を観る (渋谷:BUNKAMURA ル・シネマ)

=映画『アイヒマンを追え』を観る (渋谷:BUNKAMURA ル・シネマ) 東京という都市は、随分と便利且つ、贅沢なところである。平日の午後だというのに、良い映画を観たいという中年の映画ファン達に、席がほとんど、埋められているのには、驚かされる。丁度3…

映画、『オマールの壁』を観る:

映画、『オマールの壁』を観る: 大都会の便利なところと云えば、演劇や映画の好きな人々には、インディー系の施設が、選り取り見取りで、そういう所が、堪らない魅力であるかも知れない。観よう観ようと思いながら、結局、一月ばかりが経過してしまい、新宿…

角川シネマ新宿、『ディーパンの闘い』:

角川シネマ新宿、『ディーパンの闘い』:映画というものは、見終わった後で、何か、悪いものを食べてしまった様な後味が感じを抱くのも、又、ホッと胸をなで下ろすのも、監督の胸先三寸なのであろうか?その意味では、この重苦しいテーマに富む映画のエンデ…

映画、「ポプラの秋」を観る:

映画、「ポプラの秋」を観る: 一日で、映画を2本観るというのは、学生時代の銀座、並木座で、昭和残侠伝シリーズや新宿の「影の軍隊」、「鷲は舞い降りた」の2本立て映画以来、久しぶり、ほぼ半世紀ぶりであろう。これも、中堀正夫カメラ監督によるものである。…

映画、「悼む人」を観る:

映画、「悼む人」を観る: 歳とともに、眼が衰えてくると、昔のように、原作である本を読んでから、映画を、再び、愉しむということも、今や、億劫になり、順序が、逆になってしまった。文章言葉での表現と、映像によるビジュアルな表現とでは、そこには、何ら…

映画、「緋牡丹博徒」と「死んで貰います」に思う:

映画、「緋牡丹博徒」と「死んで貰います」に思う: 「単騎、千里を走る」の健さんは、もう、若い頃の怒りに満ちあふれたぎらぎらした目つきではなかったが、この任侠路線華々しい頃の作品では、ありったけ、「危ない目つき」である。これに対して、緋牡丹お竜こと、…

「居酒屋、兆治」を観る:

「居酒屋、兆治」を観る: 高倉健の追悼映画と云うことであるが、随分と、懐かしい俳優陣が出ているものである。大原麗子、大滝秀治、佐藤慶、伊丹十三、田中邦衛、小林稔侍、武田鉄矢、平田満、加藤登紀子、左とん平、小松政夫、ちあきなおみ、とりわけ、ちあ…

ゴジラ60年、込められたメッセージ性とは:

ゴジラ60年、込められたメッセージ性とは: 昭和29年(1954年)の公開だから、自身になぞらえるとまだ、6才の頃だったのである。戦争の記憶も未だ生々しい時代、ビキニ環礁での水爆実験の第五福竜丸の被災もあってか、この映画、ゴジラの誕生には、単純な特撮…

機内映画、「ローン・レンジャー」を観る:

機内映画、「ローン・レンジャー」を観る: 考えてみれば、随分と、色々な映画を、海外出張の途中に、観たものである。もっとも、選択の余地が少なく限られているから、暇潰しに、或いは、読書の合間に、うたた寝も兼ねてと云った具合であるが、まあ、2時間程…

映画「ハンナ・アーレント」に考える:

映画「ハンナ・アーレント」に考える: 洋画は、だいたい、イタリア映画とか、フランス映画を観たことがあるものの、あまり、ドイツ映画を観た記憶がない。ニュー・ジャーマン・シネマの女流監督であるマーガレット・フォン・トロッタ監督による、「ローザルク…

三谷幸喜、「清須会議」を観る:

三谷幸喜、「清須会議」を観る: 映画、「利休にたずねよ」が、秀吉の権力者になった後での「欲」を一つのテーマにしているのに対して、この映画は、若干、三谷幸喜によるひねくれた喜劇っぽいストーリーかと勝手に思い込み、余り期待せずに観たが、良い意味で、期…

映画、「利休にたずねよ」に思う:

映画、「利休にたずねよ」に思う: これまでの利休と秀吉の関係を描いた映画は、いくつかあったと記憶しているが、利休400年遠忌の1989年には、野上彌生子原作の本を三國連太郎(66歳)、山﨑努(53歳)で、映画化され、更には、井上靖の原作である、「利休、本…

映画、アラビアのローレンス:

映画、アラビアのローレンス: 映画というモノは、歌と同様、その見た時の情景や想い出を一緒に、想い起こさせるものである。この映画は、1963年の日本での公開だから、確か、中学生の頃だろうか、渋谷の今で謂う所の渋谷ヒカエリの前身である東急系の大きな…

映画、「そして、父になる」を観る:

映画、「そして、父になる」を観る: 是枝裕和監督による脚本であるから、原作の沖縄の「歪められた絆」とは、展開も、内容も異なることが、この映画だけからだと、分からないかもしれないし、それは、それで、逆に、監督の考えるエンディングに、沿っているのか…