小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

#映画レビュー

映画<JOKER>の<笑いと狂気>

=映画<JOKER>の<笑いと狂気>: 美術館での絵画の鑑賞には、私は、いつも解説のイヤホンを余程のことがない限り、借りることなく、ますは、自分の感性を信じて、自分なりの想像の中で、画家と対話することにしている。ここのところ、幾つかの映画を観る…

BS映画、『夏の庭、フレンズ』を観る:

BS映画、『夏の庭、フレンズ』を観る: 2年程前の秋になるだろうか、同じく、湯本香樹美原作の、主演、本田望結、中村珠緒の『ポプラの秋』を、幼なじみのクラスメートのご主人がカメラマンだったことから、映画を観たことを想い起こすが、その時から、こち…

映画、『スノーデン』を観る:

映画、『スノーデン』を観る: 一寸、用事が立て込んだ関係で、休日に映画を観る羽目になったことは、皮肉である、いつもなら、がらがらの映画館なのに、ネットで、確認したところ、何と、この映画もまた、ほとんど、満席同様な状態であった。何とも、不可思…

映画、『沈黙―サイレンス』を観る:

映画、『沈黙―サイレンス』を観る: いつも、映画は、がらがらの中で、観ているものであるから、こんな満席の中で、映画を観るのは、久しぶりである。それにしても、斜陽産業と云われて久しいが、こんなに、大勢の人が観に来るとは、やはり、良い作品を、作…

映画『アイヒマンを追え』を観る (渋谷:BUNKAMURA ル・シネマ)

=映画『アイヒマンを追え』を観る (渋谷:BUNKAMURA ル・シネマ) 東京という都市は、随分と便利且つ、贅沢なところである。平日の午後だというのに、良い映画を観たいという中年の映画ファン達に、席がほとんど、埋められているのには、驚かされる。丁度3…

映画、『オマールの壁』を観る:

映画、『オマールの壁』を観る: 大都会の便利なところと云えば、演劇や映画の好きな人々には、インディー系の施設が、選り取り見取りで、そういう所が、堪らない魅力であるかも知れない。観よう観ようと思いながら、結局、一月ばかりが経過してしまい、新宿…

角川シネマ新宿、『ディーパンの闘い』:

角川シネマ新宿、『ディーパンの闘い』: 映画というものは、見終わった後で、何か、悪いものを食べてしまった様な後味が感じを抱くのも、又、ホッと胸をなで下ろすのも、監督の胸先三寸なのであろうか?その意味では、この重苦しいテーマに富む映画のエンデ…

講談、「難波戦記」を観る:

講談、「難波戦記」を観る: 旭堂南湖による、講談、「難波戦記」であるが、生の講談ではなくて、映画スクリーンでの観賞である。伝説の戦国武将、真田幸村、紅蓮の猛将の大坂の陣を舞台とする江戸時代より語り継がれてきた禁断の物語の口伝である。つまりは、江…

映画、「FOUJITA」を観る:

映画、「FOUJITA」を観る: そろそろ、山荘も、冬支度と休眠のために、準備をしなければならない時期が近づいてきた。その間、一寸、老眼で眼が衰えてきたけれども、頑張って、本でも、読むことにしようと、辺見庸著「1★9★3★7」、山本義隆著「私の1960年」、ハ…

映画、「Nourin Ten 稲塚権次郎物語」を観る:

映画、「Nourin Ten 稲塚権次郎物語」を観る: 何でも、銀座のすばる座で、公開されている仲代達矢主演の映画の案内が、小学校の同級生から、メールで案内があったので、これを見に出掛けることにした。案内によれば、夫君の中堀正夫氏がこの映画を映像監督と…

映画、「悼む人」を観る:

映画、「悼む人」を観る: 歳とともに、眼が衰えてくると、昔のように、原作である本を読んでから、映画を、再び、愉しむということも、今や、億劫になり、順序が、逆になってしまった。文章言葉での表現と、映像によるビジュアルな表現とでは、そこには、何ら…

50年ぶりに再び観る、「アラビアのローレンス」:

50年ぶりに再び観る、「アラビアのローレンス」: 新宿ミラノ座のさよならラスト記念上映である。1963年の上映であるから、もう、50年も前の話である。確か、父と一緒に、この映画が観たいと云って連れて行って貰った記憶がある。LPレコードのサウンド・トラッ…

BS、「桜田門外の変」を再び、観る:

BS、「桜田門外の変」を再び、観る: 吉村昭の丁寧な歴史的な追跡の本の映画化である。劇場で観た覚えがある。映画は兎に角、本の方は、読みこなすことが大変であったことを想い起こす。よくもあそこまで、資料を集めたものである。最近、浅田次郎の原作をもと…

映画、「柘榴坂の仇討」を観る:

映画、「柘榴坂の仇討」を観る: 井伊直弼の実像は、歴史上で、本当に、頑迷な時代を読めぬ大老であったのであろうか?未だに、その評価が、定まらない人物であると云っても過言ではなかろうか?皮肉にも、生まれてからも、出世する機会に恵まれずに、逆に、そ…

機内映画、「ローン・レンジャー」を観る:

機内映画、「ローン・レンジャー」を観る: ブログ更新しました。 http://pub.ne.jp/MX2141688/

映画「ハンナ・アーレント」に考える:

映画「ハンナ・アーレント」に考える: ブログ更新しました。 http://pub.ne.jp/MX2141688/

三谷幸喜、「清須会議」を観る:

三谷幸喜、「清須会議」を観る: ブログ更新しました。 http://pub.ne.jp/MX2141688/ 映画、「利休にたずねよ」が、秀吉の権力者になった後での「欲」を一つのテーマにしているのに対して、この映画は、若干、三谷幸喜によるひねくれた喜劇っぽいストーリーかと勝…